会社実績

株式会社アイスリーラボ　　第2期（平成13年7月1日〜平成14年6月30日）決算書

　第２期の経営活動について、損益面については売上目標を60,000千円としていたが実績ベースで64,212千円を達成した。
利益については経常利益754千円と些少ではあるが利益計上を行い、累積赤字を480千円と好転でき、実質的な初年度からの黒字化が達成できた事については評価できる。
資産面については、第1期終了時の総資産が8,857千円に対して第2期終了時の総資産が14,849千円と約1.67倍の増加となった。
これらの結果、第2期における財務数値的にはほぼ予定通りの推移をしており特に大きな問題はないと言える。
反面、企業としての人的資産についてはまだまだ改善の予定があり、多分野における高度技術者の育成が急務である。

第３期の経営活動目標についてはこれまで通りの方針継承であり、更なる財務体質の改善強化と共に人的資産の拡充に努力する｡
第３期の財務数値的には、第２期まで継続していたＥ−Ｌｅａｒｎｉｎｇライセンスの仲介業務の契約完了による売上ダウンが想定され、売上高の増加は目標としないが、粗利率を改善し経常利益の黒字化と累積赤字の一掃を目標とする。
また、企業内体制の充実を図ることを目標とし、技術者の増員育成やバーチャルオフィスの機能強化を行い、極力、固定経費の支出を抑えながらも企業機能を充実する事を目標とする。